• 「自家発電設備」とはなんですか?
    自家発電設備とは、地震などで停電した際にスプリンクラーや消火栓ポンプ、エレベーターなどを作動させるために電力を供給する設備のことです。
    不特定多数の人が出入りし、延べ面積1,000㎡以上の施設への設置が義務付けられています。
  • 「負荷運転」とはどのような点検ですか?
    自家発電設備から各消防設備に十分な電力を供給するための発電出力と性能を確認する点検です。
  • 負荷運転(点検)は義務ですか?
    昭和50年より点検報告が義務化されています。
    また、平成30年6月1日に施行された消防法により、1年に1回の負荷運転か内部観察等のどちらかの点検の実施が義務付けられていますが、予防的な保全策が講じられている場合のみ6年に1回でも良いとなっています。
  • なぜ、30%以上の負荷運転が必要なのでしょうか?
    無負荷(空ふかし)運転だけを行っていると、エンジン内にカーボンが堆積されます。
    そのため1年に1回は、30%以上の負荷運転を行い、堆積されたカーボンを燃焼排出させる必要があります。
  • もし負荷運転を行わなかった場合、どうなりますか?
    未実施=即時に罰則が適用されることは通常ありませんが、消防法17条の3の3に抵触するので、行政指導の対象になります。